初めてのコンピュータ室を楽しもう

【基本情報】

 学年:1年
 教科:生活科
 内容:初めてのコンピュータ室 1年生
 教材名:お絵描きソフト、情報モラル教材、書画カメラ、授業支援ソフト

【授業計画】
T小学校で1年生さんが初めてコンピュータ室を利用する際の支援を行いました。子どもたちが学校生活に慣れてきたところでのコンピュータ室の利用です。本授業にあたり、情報担当の先生より2点のご依頼がありました。
・ゲームなどのICT機器を利用する時の注意を理解させたい
・マウス操作の練習をしたい
そこで先生と打ち合わせを行い、授業の前半でゲームなどについての情報モラル学習を行い、後半でマウス操作の練習を行うことにしました。

【授業内容】
T小学校は比較的大規模な学校であり、1年生は1クラスあたり約30名の児童数で構成されています。そこで情報モラル学習では、低学年・多人数のクラスであっても指導が十分に伝わることを意図してアニメーション教材を活用しました。今回は、文部科学省「情報モラル指導モデルカリキュラム 3.安全への知恵」にあたる「ゲームに熱中すると」という内容を視聴し、ゲームをする時間や場所によっては、健康を害することがあることを学習しました。
授業の後半では、マウス操作を習得するために「お名前カード(fig1)」を制作しました。スクリーンキーボードがあり、低学年さんでも簡単にマウスクリックのみで文字入力ができるソフトウェアを選択しました。はじめに全体へのマウス操作の説明を行いました。ここでは、マウスの様子を『書画カメラ』で映し出し、『授業支援ソフトウエア』を活用してその映像を児童用コンピュータのディスプレイへ転送することで、約30人全員がマウス操作を間近で見られる様に工夫を行いました。子ども達は学習したばかりのマウスクリックとひらがなに苦戦しながらも、とても楽しそうに名前カードの制作を行っていました。制作中は先生と協力して机間巡回を行い、操作に困っている子に手を添えて操作方法を伝えました。

【授業を終えて】
学年の人数が多いことから、経済性を考慮して小さめの名刺サイズでの印刷ご希望であったため、ICT支援員が一括で印刷を行い作品をお渡ししました。自分で作ったお名前カードを受け取った子ども達はとても誇らしげな表情を見せていました。

fig1

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