常駐支援日記 4月号- はじめましての4月 –

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みなさん、初めまして。私は、常駐にて情報システムの運用支援を行っているYです。2019年度4月より支援員日記を担当させていただきます。
私は「情報教育ヘルプデスク」や「システムサポートデスク」と呼ばれる担当として、教員や職員、そこで学ぶ子供たちのサポートをしております。
今月より1年にわたり、「常駐支援日記」として、このICT支援員日記を書かせていただきます。日々の中での気付きやお伝えしたいこと、常駐での運用支援のお仕事の紹介、システム整備への意見や、時事ネタなども織り交ぜて、お伝えできるといいな、と思います。また、今後ヘルプデスク等の常駐支援の導入をご検討されている方々の、参考例となれば嬉しい限りです。

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はじめにご紹介を兼ねて、私が行っているヘルプデスク・常駐支援とは何かという部分をお話します。なんとなくイメージがつく方々もいるかと思いますが、簡単に言うと、「突然PCが動かなくなってしまった」とか「インターネットができない」など、予期せぬトラブルが発生した際の相談先です。教職員の方が使用されているPC、ネットワーク、システムなどの管理を行い、もしアラート等が発見された場合、状況確認、調査や、必要な連絡、案内、保守作業を行うなど、お客様の安定した情報システム環境を維持します。
それ以外にも、場合によっては情報機器の発注や設置、設定のお手伝い、ソフトウェアや機器活用方法の支援など幅広く対応しています。PCに関するちょっとした疑問やお困りごとの相談先として、親しんでいただけるよう日々奮闘しています。

4月といえば、いわゆる入学のシーズンとなります。先生方もお忙しくなる時期のため、私たちもフル稼働で対応しています。例えば、新しくみえた教職員が最初に受ける研修等の情報システムに関する資料作成、当日の研修支援も私たちのお仕事です。また、様々なシステムで新しいユーザーを使用し始めるにあたり、想定外の不具合や調整が必要な場合にも、私たちが対応をさせていただいています。

さて初回は、無線LAN(Wi-Fi)について少し触れてみたいと思います。みなさんも普段からスマートフォンなどで、Wi-Fiに接続するのがもはや普通になっていると思われます。そんな中、学校環境にWi-Fiを整備する場合にいくつか考えるべき項目があるかと思います。
例えば、無線LANの通信規格「IEEE802.11ac」「IEEE802.11n」「IEEE802.11g」などです。それぞれの規格を技術的にご説明するのが目的ではないので、省略させていただきますが、通信速度や周波数、伝播率や干渉などを考えて選択する、というのが通常の考え方になると思います。無線LANの電波は目には見えないものなので、なかなかわかりにくいですが、昨今の状況を考えると5GHz帯をカバーしていて、規格上の通信速度も速い、「802.11ac」を選択することが多くなってくるのではないでしょうか。
(ただし、その際に注意すべきことのひとつとして、ac対応していない機器をどこまで運用想定するか、という点もありますし、距離が求められる場合は「802.11n」のほうが優位なこともあるかと思いますので総合的な判断が必要になります。)
また、無線LANを安全に利用するためには、セキュリティの観点も必要です。無線LANの暗号化「WPA2-PSK(AES)」などは有名ですが、その他にもSSIDをステルスにすることや、接続される機器やアカウント等を登録しておくRADIUS認証やMACアドレス認証なども併せて検討する必要があります。セキュリティと利便性はどちらも大切ですが、運用の目線と安全性をバランスよく考えて仕組みを導入することが必要です。その際、専門的な知識と運用としての目線が必要な部分については、私たちができるかぎりのご支援をさせていただきます。

4月は様々な新学期の常駐支援も行っていますし、通常のヘルプデスクの問い合わせもあり、ばたばたとしていますが、その分先生方からの「ありがとう」の言葉を原動力に奮闘しております。今年は平成も最後となり、5月には改元もあります。
2月に文部科学省からも連絡があり、改元に向けて和暦表示等がある情報システムの対応も急がれます。みなさんが一般的に使用されているPC本体やofficeはマイクロソフトより更新プログラムにて対応されるようですが、独自の教育システム等を使用されている学校は改修計画などを事前に立てて、対応を行う必要があります。もしも、みなさんの周りに和暦を使用したシステムを導入されていたらご注意ください。

長くなりましたが、第1回目のお話は以上とさせていただきます。また第2回目もお付き合いいただければ幸いです。

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このような形で今後も月1回お届けしようと思います。何かございましたら、ご意見、ご質問等をどうぞよろしくお願いいたします。