-わかりにくい!? OSの「エディション」について–

カテゴリー: 常駐支援   パーマリンク

みなさん、こんにちは。情報システム常駐支援を行っているYです。
改元等で慌しかった5月が終わり、梅雨入りとなる6月となりました。6月は雨が多いですので憂鬱になられる方もいるかも知れません。PCを扱う身としては、精密機械に湿気は天敵ですので、晴れの日が多いと嬉しいです。

***************

さて、5月はWindows7のサポートが切れた場合、どのような問題があるかについてお話しました。今月はWindows10を購入する際に目に留まる「Home」などの「エディション」の種類について少しだけ詳しくお話していきたいと思います。
一般的にWindowsOSは「Home」と「Pro」と呼ばれる2つのバリエーションがあります。この2つの簡単な違いは、「Proの方が、価格が高く、できることが多い」ということです。
では、「Pro」ができることとは何でしょうか。学校現場や導入などで影響がある大きな特徴のひとつは、「ドメイン参加」と「グループポリシー」という機能に対応していることです。「ドメイン参加」とは、パソコンを単体で管理するのではなく、学校単位や自治体単位などで管理する際に同一の「ドメイン」と言われる組織に参加させることを言います。(ActiveDirectoryというWindowsServerの機能で、千人以上の単位のユーザーアカウントやPC設定をネットワークから一括管理することができます。)
一方、Windows10「Home」では1台1台のPCにログインするためユーザーを作成し、セキュリティ項目などを個々のパソコンで設定するといった調整が必要になります。これは、多数のPCを導入したり、管理したりする上で好ましくありません。(自宅のパソコンなら問題ないと思いますが・・・)
前述のActiveDirectoryのドメインに参加すれば、参加したどのPCにも、ドメインに事前登録したIDとPWでログインすることができます。また、グループポリシーを使用することで、セキュリティや機器の設定をしたい時に一括で行うことができるなど、管理も効率的でセキュリティも向上します。こういった仕組みを活用することができるのが、Proの特徴です。

また、最近ではWindows10に「Sモード」と呼ばれるバージョンも登場しました。こちらはWndows10Proの簡易バージョンとして登場したもので、SufaceGOなどのタブレットPCなどで見ることがあります。このバージョンはセキュリティや機能制限のため、Windowsストアからインストールしたアプリしか実行できないようになっています。そのため、購入したソフトがインストールできないということもあり得るため、注意が必要です。
以前、ある先生が購入されたノートPCに購入したofficeやウイルス対策ソフトをインストールしようとしたところ、Windows10「Sモード」であったため、インストールできないといった事案もありました。その事例で調べた結果「Sモード」は「Microsoftストア」から解除できることが判明したため、解除を実施して対処することができました。(※ただし、一度解除すると「Sモード」に戻せないという制約があります)

「Windows10」といっても、「エディション」の違いや「ビルド」の違いで、運用する際の注意点も変わってきます。これから新しいPCやタブレットを導入される際の参考になりましたら、嬉しいです。

***************

このような形で今後も月1回お届けできればと思います。常駐支援について、参考になれば幸いです。ご意見、ご質問等がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。