現場担当者Tの事件簿
愛知県内保守担当

教育委員会行政職の皆様こんにちは
私は現場担当として、パソコン、電子黒板をはじめとしたICT機器の使い方のご説明や、トラブルの対応をさせて頂いております。
現場に携わっている者 特有の事柄として、
・実際機器を使用されている先生の悩み
・こう使えるともっと授業に活用できるよといった話
を伺え、こういった現場からの「生の声」に対して情報提供したり教育関係者と相談したりと、生徒/先生/関係者がWinWinWinになるよう、日々より良い環境になるよう目指しております

「あなたのパソコンは危険な状態です」にだまされない!
現場担当者Tの事件簿 part.01

「ハイパーさん、パソコンに変な画面が出てきてしまって消えないんです」
朝一番に慌てた口調のヘルプ電話を頂きました。
早速訪問し、確認させて頂くと……


「あっ、これですか……」
つい先日の夏休み明け、私が別の学校で見たものと同じ画面が出ていました。
このタイプはWEBブラウザ上で画面を表示、音声を流しているだけですので、この段階ではウイルス・不正ソフトの侵入は基本的にはありません。念のために不正ソフトの類が入っていないか、ウイルスが侵入していないかをチェックし、ブラウザを強制終了させました。

「ちなみにここに電話はされてないですよね?」
「怪しいと思ったので電話は掛けていませんよ」
「それなら安心です!各種確認を行ったのでもう大丈夫です」
 特に問題も起きずに解決できたのでひと安心でした。



今回のケースで大事にならなかったのはなぜでしょうか?

それは、「ヒューマンエラー」を防ぐことができたからです。

この自治体では毎年夏に先生を対象としたセキュリティモラル講習を行っています。
今年はランサムウェア、標準型攻撃ウイルスの危険性について、どういうことに気を付けると防ぐことができるのかについての講習を行いました。
「とにかく、怪しいと思ったものは開かない、電話しない、ヘルプデスクを頼る」
ということで私に真っ先に電話が掛かってきたのです。

ちなみにこれは詐欺ページ、悪質なページの一種です。
以前からこのタイプのページは存在していたものの、
それほど種類はなく、出会う可能性があまり多くなかったと思います。
どちらかといえばアダルト系のページでリンクを回っているうちに不正ソフトを入れてしまい「会員登録ありがとうございます、入会金として58,000円を口座にお振込みください」という脅しの画面がパソコン起動時に出てくる、といった事案の方が多かったのではないでしょうか。
「ワンクリック詐欺」という言葉が流行った頃のことです。

昨今の悪質ページのトレンドとなっているこのページは、
「サポートダイヤルに電話をしてはいけない」のです。
電話をしてしまうことで、コールセンターのような安心のできる口調で、
・サポート料30000円を請求されたり
・遠隔操作でウイルスを駆除します、という名目でパソコンを乗っ取られる
・ウイルスに感染させられる
という被害を受けてしまうのです。

その被害を受ける人の特徴として、
・これがどういうものか知らない
・いかに怪しくても危険と言われたら信じてしまう
というところにあります。
先述しましたが、講習などで知る機会がなければ、
これを信じてしまうのは仕方のないことかと思います。

であれば「知る機会」をつくり、
危険に対して「身構える」体制をつくることが一つの手かもしれませんね。

「一発KO?!」仕事中のコーヒーにはご用心?
現場担当者Tの事件簿 part.02

「ハイパーさん、パソコンの電源が入らないんです!」
 現場でハードディスク交換をしていたところ、緊急を要する電話が。
作業後に慌てて訪問し確認したところ――

パソコンに電源が入らず、中から焦げた臭いが立ち込めていました。

「なにか水っぽいものをこぼされましたか?」
「そうなんです。コーヒーをパソコンにこぼしてしまって……」


やはり。
どうやら仕事中に「うっかり」コーヒーカップを倒してしまい、
パソコンにひっかけてしまったということでした。

「うっかり」にご注意を!

「うっかり」
ついやってしまうことは誰にでもあると思います。
ですが、今回のうっかりは痛いものでした。

  • ・メインボードがショートし、起動不可能
  • ・キーボードの複数キーが押しても反応しない
  • ・HDDも濡れてしまい、データの取り出しができない
  • ・CPUクーラーも故障し、動かない

少なくともこれらのパーツがダメになりましたので、
修理見積もりしても10万円は下らない金額になります。

今回の場合、コーヒーをこぼしてしまった「うっかり」が直接の原因ですが、
飲み物などをこぼしてしまった場合、パソコンの電源をすぐに落とさないといけません。
また、ノートパソコンのバッテリーとアダプタを速やかに抜く必要があります。

漏電による2次的な事故を防ぐだけでなく、パソコンを救える可能性もわずかですが上昇します。
(運が良ければ数日以上乾燥させることで、データの救出ができるようになることもあります)

飲み物をこぼしたり、パソコンが破損したりした場合は、
速やかに担当者にご連絡いただくことも重要です。


さて、なかなか防ぐことが難しい「うっかり事故」ですが、

こういった「うっかり事故」保証・保険の「対象外」になることがほとんどで、
基本的に実費負担となってしまいます。

ノートパソコンにおけるうっかり事故として、

  • 1.キーボード上に何かを置いた状態でうっかり液晶を閉じ、割ってしまう事故
  • 2.うっかり側にあった水、お茶などの飲み物を溢してしまう事故
  • 3.パソコンをうっかり落として壊してしまう事故

があり、どの場合も修理費用が高額になってしまう可能性があります。

  • 1 の場合は液晶の交換……8万~10万円前後に
  • 2 の場合はキーボードユニットの交換&メインボード交換……合算10万円前後に
  • 3 の場合はHDD交換、リカバリ、場合によっては液晶も同時交換……合算5万~10万円超に

ノートパソコンの一番の特徴として、
☆持ち運びが容易にできる
といった便利なものではあります。
その反面、こういったうっかり事故を起こしやすいので注意喚起などをして、
普段から気を付けて頂いて、長く使っていって欲しいものですね。

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